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クリスマス2020こぼれ話
私が所属する教会でのお話です。
新型コロナウィルス感染対策として、教会内で見直しを図ったことがありました。クリスマスはがきがその一つ。燭火礼拝(≒キャンドルサービス)がもう一つ。その記憶を記録として簡素ながらとどめおきます。
クリスマスはがき
例年、集合写真を載せたはがきを発送しています。なかなかお互いに行き来できない、遠くの教会とのやり取りで大活躍してきた年末のはがき。
そのための集合写真撮影、たいてい春の終わりから秋にかけて行います。しかし、この2020年は見送りました。マスクをしても、消毒しても、密にはなるね……というのがそのときの判断です。高齢者も乳幼児も、ぜったい感染させないぞという思いからでした。
そこで、はがきデザインを思い切ったものに変更しました。「クリスマスおめでとう」の文字を囲むように、12枚の小さな画像をぐるりと配置。画像は、教会の畑の実りや、花々など。2020年の画像を載せる原則ですが、「例年はこのようなようすです」という意味で去る2019年のイベント画像も入れ込みました。
そして11月末、はがきを発送。先方の教会からも続々と、はがき・手紙が届きました。掲出して眺めたり見入ったりしますと、教会堂や礼拝堂内の写真、植物の画像、イラスト図案……。どこの教会もそういったデザインです。感染対策としての集合写真見送り。教会に来る方の感染防止だけではなく、教会でクラスターを生じさせない……という意志の実践としてのはがきデザイン、でした。
燭火礼拝
いくら換気に注意しても、通年通りのプログラムで燭火礼拝をおこなうと、密回避不可(ややこしい言い方だな)。
そこで、録音データの配信を考えました。牧師と、オルガニストと、スタッフ2名(うち一人、私)だけで収録。讃美歌の歌声無し、牧師の祈りやショートメッセージだけが、人が直接発するものとなるようにして行いました。
12月24日、とあるサイトと時刻にて配信予定。音声データに字幕等をつけて加工した、簡素な動画をもって、クリスマスをおぼえます。
それぞれの場所で共有。安全ならば換気をしつつキャンドルに火をともしてもいいかもしれませんね。
(2020-12-14)