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法華津峠の讃美歌歌碑
日本基督教団讃美歌404番『山路越えて』の歌碑を見に行った際の記録です。
略説
日本人作詞の讃美歌として、界隈では有名な(はずの)404番。
歌詞を刻んだ碑が、愛媛県西予市の法華津峠展望台にあります。
法華津峠は、国道56号線の旧道、標高436メートルに位置します。
峠の南側、林道との分岐を越えた宇和島市寄りにあるのが展望台です。
画像集
峠道を西予市(宇和町)側から登っていくと、峠を示す朽ちかけた標識があります。
峠を越え、宇和島方面に向かって少々下り坂を行きます。
林道との丁字路を過ぎてしばし、「法華津峠休憩所」のすぐ先で分岐から入っていくことになります。
そこが展望台です。
天候によっては、大分方面まで宇和海越しに見渡せるそうです。
はたして、この濃霧。
歌碑を構図のどこに入れても、濃霧。
人生航路のイメージがある歌詞なので、こうした視界不良と思える局面もありましょう。濃霧。
作詞者の西村氏も、きっとこうした「見通しの効かない」思いをしたことでしょう。そういう、こじつけ的な想いを寄せても悪くはないはず。
歌碑のいわれの反対面には、この讃美歌の全6節分の詞を刻んであります。
私の知人牧師は、「この峠、晴れていないとがっかりするかもしれない」といった趣旨のことを事前に言いました。
展望台としては、然りです。
まあ、霧も雨も「天のおさしず」。今回の経験は楽しいものでした。以上であります!
(2025-06-03)