2019年5月下旬。通院のため高松へ。帰路、ある店舗にも立ち寄りました。そこで取り扱っていたのが「FUTURE FUNK」の腕時計です。
円形の文字盤が遠目に見えたので、長針短針秒針トリオがまわる時計だと最初は思い込みました。ところが、近くまで行って見ると、ドラム式の数字表示部が縦方向に回転する機構のものだったのです。アナログ式のデジタル表示時計だこれ!
時計の開発理念、思想は皆目存じません。ただ、もう、機構とデザインとに、惹きこまれてしまいました。
この時計とは異なりますが、パタパタ式(空港や駅などの反転フラップ式案内表示)に親しんだ幼少期を過ごしました私。それが、こうした仕組みの時計への抵抗感も薄れさせたのでしょう。むしろ、レトロとフューチャーとの融合だと、すんなり受容出来たのだと思います。
私が今でも一定の敬意をよせている、野口悠紀雄氏。その著作『「超」整理法』では、針が回転するアナログな時計のほうが時間把握に適しているといった記述があったかと。でも、最近はスマホで時刻確認する癖がついています。デジタル表示でみても、予定時刻までの時間(分単位)は、すっと頭をよぎってくれます。時刻把握について支障がないと判断、一目惚れの勢いにて「FUTURE FUNK」腕時計、立ち寄ったその店舗にて購入しました。
肌荒れがひどかった時期(2000年代初頭)に、腕時計を諦めたことがある私。でも、近年は肌の調子が良いので、つけられる限りは腕に巻いて外出します。