大山崎すとりぃむ

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024 『半空』訪問記

2018年6月22日の記録です。
香川県高松市瓦町一丁目にある、『珈琲と本と音楽 半空(なかぞら)』を訪ねました。
このサイトの記事の常として、客観性に欠ける面が多々ございます。大人の閲覧術でご覧いただけたら幸いです。

半空について

簡単に概要を記します。
所在地は、香川県高松市瓦町一丁目10-18北原ビル2階(1階はレストラン、シェ・クサカ)です。
ことでん瓦町駅から西側の、菊池寛通りを少し西進。
南西に花屋さんのある信号付き交差点から、「トキワ新町」に入り北進します。
南東角に花屋さんのある、小さな交差点を左折し西進。
通りの北面にある、北原ビルの階段を上がった2階です。ことでん瓦町駅からなら、10分とかからず歩いて行けるでしょう。
日曜日定休、営業時間は13時より。夕刻以降はチャージ料がかかります。
公式サイトは、http://nakazora.jpです。
公式Twitterは、https://twitter.com/nakasora2012です。
「なかぞら」「なかそら」。サイトとTwitterで読み方が変えてありますが、公式サイトの「なかぞら」を読みとして進めて参ります。

当日実録

半空お手拭き

この日訪ねました、半空のお手拭き。ロゴ入りの袋です。

さて、2018年6月22日のこと。“用事のため休み”であった私は、以前から行きたかったこの『半空』に行きました。

このお店を知ったのは、「第三回半空文学賞」の募集要項を見た折でした。
ポスターがことでんの駅に掲出されていたのです。
題材は「ことでんストーリープロジェクト」。拙作を郵送いたしました。
ゆくゆくは、半空で公開される全作品を読みたい、そう思うに至ります。
その前に、一度は実店舗を訪ねておきたい、その願いを実行に移したのでした。

前置きが長くなってすみません。
この日14時50分ころ、人の肩幅ほどのやや狭い階段を上って、右手の扉を開けました。
音楽がかかる店内。明かりはぎらつかず抑えめ。カウンターがあり、東側壁面の棚には、ずらりと書籍雑誌が並べてありました。
座席は12席であったと思います。先客2組4名がいらっしゃいました。

出入口からカウンターのあるフロアへは段差があり、最初躓きかけました。転ばなくて良かったです。
そっと椅子を引いて座ります。すぐにマスターがお冷やとお手拭きをくださいました。メニューも共に。
ブレンドコーヒー(600円)と、小倉あんサンド(400円)を注文。しばし待ちます。
私の座った席、カウンター上には、「半空帳」という自由帳と、第一回・第二回の半空文学賞作品集が置いてありました。めくりながらのんびりと過ごします。広くは無い店内ですが、窮屈さは感じませんでした。

まずはブレンドコーヒーが出てきました。ほどなくパンが焼きあがる音がして、小倉あんサンドも出てきます。
香ばしく焼かれたパンと、甘すぎない小倉あん。このときふと一つの感覚が閃きました。
茶席、です。出されたのはコーヒーとサンドですが、“落ち着いた、少しくつろげる程度の緊張感”が、抹茶の席のそれに似ていました。マスターの人となりが醸し出す空気だと思います。一気に半空に惹かれました。

15時になると、先客2組4名が退店。マスターと私だけの空間となりました。敢えておしゃべりを持ちかけず、音楽に耳をかたむけながら、コーヒーに酔いしれました。

私のような一見(初見)客も、マニアックな常連さんも、包容できる素敵な店舗空間とマスターだと感じます。

つごう20分強の滞在で、これだけ偉そうにつらつらと書いてすみません。一回でとても惹かれたものでして。
また何かの折、ことに「第三回半空文学賞」の作品が出された折には、訪ねます。

以上です!ご覧いただきまして、ありがとうございました。

(2018-06-23現在の情報でした)

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