025 さぬき市コミュニティバス・市内循環線
2019(平成31)年1月4日時点での記録です。
さぬき市コミュニティバスについて
簡単に概要を記します。
香川県東部の自治体・さぬき市。
市内各所を巡る、コミュニティバスの路線を運行しています。
一路線を除いて、平日のみ(年末年始除く)の運行です。
乗車一回おとな一人200円(土休日運行路線は当日につき500円)。各種割引・乗り継ぎ券制度があります。
公式サイトは、http://www.city.sanuki.kagawa.jp/life/conference#con2です。
車内案内放送は省略ですので、事前に乗降時刻のほか、利用停留所名を把握して申告する必要があります。
当日実録
この日乗車した、市内循環線バス。オレンジタウン広告ラッピング車両です。
2019年1月4日のことです。さぬき市コミュニティバス・市内循環線の中で、少々特異な運行をする朝一番の志度方面行きに乗車しました。
本来、市内循環線は「大川バス本社前」から「さぬき市役所」を結びます。朝一番の志度方面行きだけ、途中の「大川支所」を始発としています。終点は「JR志度駅」に設定。加えて、途中の「津田診療所」を通過するのです(当初は停車していた模様)。推測ですが、診療所や市役所の開所時刻前であることが、この便の運行ダイヤ設定の理由にありそうです。
さて記録です。始発時刻は7時5分。明け切らぬ冬の朝、大川支所停留所に向かいます。
6時50分頃、停留所に着きました。ほどなくバスが到着。
方向幕は「さぬき市コミュニティバス」の表示です。経路を記した紙を、前面ガラスの中央下部に掲出しています。
座席は14~15席であったと思います。先客無し、私一人の乗車でした。
7時5分の定刻に、バスは大川支所を発ちました。長尾街道の富田中交差点を経て、県道10号線に出て行きます。
朝日が次第に差し込んでくるなか、しばし東進。沿道の畑地には霜が降りて真っ白でした。
さざんか荘停留所で少々停車。こんどは長尾街道を西進します。
松尾(津田川の橋がある)交差点を北に折れて、友近、昭和、川東、と通過していきます。
大川支所から北へ徒歩でも10分ほどの、谷町停留所を通過。雨滝山のトンネルを通ります。トンネルを抜けて下り勾配を行くバスの前方には、朝日さす津田の海が見えました。運転士さんの気を散らしてはいけませんので、敢えて海の眺めは撮影せずにおきました。
津田支所到着は、定刻の7時25分。ここで5分停車、7時30分に発ちます。
JR高徳線・讃岐津田駅正面付近で、バスは国道11号線に出ます。古い時刻表には7時34分着発の記述がある、津田診療所の敷地に入ることすらしません。通過、です。この通過を知らずに乗っていると、国道11号線をただ走るだけの印象で終わります。
津田高校停留所で、一人乗客が増えました。それでも私含めて2名。津田高校での乗降が少ない印象、高校が冬休みなのもありましょうか。できればいずれ確認をしたいところです。学生さんの利用があれば、いくぶんバスの収益も良くなると思うからです。
バスはしばらく国道11号線を走ります。羽立(はりゅう)峠では、第二次世界大戦(太平洋戦争)時に作られた「特攻兵器」のレプリカ展示区画を左手(南方)に見上げつつ進みます。
鴨部公民館の停留所に寄るときに、国道11号線から南の道に入ります。交通量が多いときは、国道11号線に復帰する交差点進入に時間が少々かかるようです。
この付近いずれかの停留所で、一人乗客がありました。計三名。松の内であることが、このときの乗客の少なさにも影響していそうです。
天野峠を越えて、さぬき市の市街地・志度に入ります。ここでも渋滞が無く、天野峠西・交差点を流れるように通過。まだ賑わいの少ない時期、朝の志度地区を西へ。
7時52分、定刻にバスはJR志度駅に到着しました。定時到着は珍しいようでした(他の乗客の方・談)。
運賃を支払い、降車。目の前には小田線と多和線のバスが停車中。さながらバスターミナルの様相でした。
自家用車で尋ねる界隈を、この日はバスで移動してみました。
以上です!ご覧いただきまして、ありがとうございました。
(2019-01-04現在の情報でした)