大山崎すとりぃむ

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030 企画展『うどんの国の金色毛鞠』

2021年1月22日。高松市牟礼町にある、石の民俗資料館で開催中の企画展を見てきました。題は『うどんの国の金色毛鞠 篠丸のどか原画展』。香川県高松市ご出身・篠丸のどか先生、その代表作の原画を中心に多くの「作品(資料)」が並べられていました。

『うどんの国の金色毛鞠』に関しては、ぜひご検索いただきたく存じます。単行本12巻にわたる作品には、香川県の高松を主な舞台として繰り広げられるストーリー。このウェブページをご覧の方で、まだ作品をご存じない場合にはぜひにと思います。

企画展会場の、高松市石の民俗資料館については少々。この資料館は、香川県高松市牟礼町牟礼に所在の公園内にある展示館です。

公式案内では、ことでん志度線八栗駅から徒歩30分。ほぼずっと上り坂ですが、脚力・健康に自信がある方は徒歩訪問も良いかもしれません(自家用車で乗り付けた身がよく言えますが……)。

画像集

石匠の里公園看板

最初の一枚は、公園・資料館入口の看板です。一般駐車場の入口となります。訪問日、私は“カーナビ”に頼ってこの地を目指しました。音声指示のとおりに進み、はじめ建物わきの駐車場に入り込んでしまいました。車いす等、介助が必要な方は建物そばの駐車場を利用できます。

企画展看板

公園の看板のそばに、企画展の看板もありました。2021年1月9日から、2月7日までの展示であることも書いてあります。

那須与一かしら

駐車場の東側には那須与一と思しき図案が。

公園内の階段

駐車場から資料館へと上っていく階段です。さっそく一段ずつ踏みしめてまいります。

公園内の展示案内

駐車場と展示館のあいだ、公園の一角。今回の企画展の案内がありました。

展示館を仰ぐ

展示館へはさらに上にあります。登り登って。

展示館前から高松市街をのぞむ

展示館のある高さまで上がってきました。振り返って、市街地をのぞむ構図で一枚。右端に見切れているのは屋島です。

管内撮影許可掲出

フラッシュを焚かぬことを条件に、撮影可の告知が展示室入口に。これはもうTwitter等で広めたい……(謎の使命感)。

展示作品の一例

『うどんの国の金色毛鞠』第一話掲載誌です。奥にあるのは、韓国語版と中国語版の単行本第3巻です。ポコは瀬戸内海だけでなく翻訳された世界にも羽ばたいていたのですね。個人的には作品からの感動やほのぼの感が広まるのがうれしいです。

没となった幻の第一話ネーム

幻の第一話・没ネーム。これほどの貴重な資料が見られるのは……と、ややも上気。

アニメ関連資料

アニメ化作品資料ブース。台本やDVD、スタッフブックもありました。ポコのぬいぐるみも含むこの構図はTwitterにもアップしています。

ことでん「ポコでん」資料

そもそものこの作品との出会いとして、明確に言えるのは「ポコでん」のおかげということです。ことでん長尾線の1305-1306・2両編成が、「ポコ」のイラストで包まれて走ったことがありました。長尾線沿線(方面)住民として、ポコでんラッピング解除後も当該編成の電車を「推して」います。

聖地巡礼マップ

作品関連のいわゆる「聖地」のマップもありました。香川県を舞台とした作品のひとつ、この『うどんの国――』。実在の場所・史跡を訪ねたら……ポコがいたりしないかしら(重症)。

マンガ制作の過程

文字判別しにくい解像度まで落としておいて何ですが、マンガ制作の流れをさらっと記したプレートもありました。ここを一番読み込んだかもしれないくらい、ぐっと見入りました。

ガオガオちゃん

ファイナルカットは、作品中作品のキャラクター「ガオガオちゃん」。作品をご存知の方にはなじみ深いキャラクターのひとり(?)でしょう。

なお、入館手続き時に「篠丸のどか先生直筆サイン入り」の一品をいただいておりました。この記念プレゼント、数に限りがございます。このウェブページをご覧になり、石の民俗資料館をお訪ねになっても入手はかなわないかもしれません。あしからず……。

以上ご覧くださりありがとうございました。また次回更新にてお目にかかります。

(2021-01-22更新)

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