081 ことでん伏石駅観察
香川県内を走る、ことでん(高松琴平電気鉄道)琴平線・伏石(ふせいし)駅とその界隈の記録(2020年12月1日時点)です。おまけ含め、62枚の画像を掲載しています。ページ表示が重い(遅い)ですがご容赦頂ければ幸いです。
伏石駅の独自解釈的前置き
伏石駅は、ことでん琴平線の三条~太田間に位置しています。およそ以下のとおりです。
- 駅ナンバリングは「K04A」(高松築港駅K00基準、片原町、瓦町、栗林公園、三条に続く駅)。
- ことでんの「高架駅」としては二番目(一番目は長尾線水田(みずた)駅)。
- 所在地は高松市太田下町。伏石町までは少し距離がある。
- 第一期開業は2020年11月28日。この日ことでん全路線でダイヤ改正。
- バスターミナル等の駅前広場は、工事中。南口は未使用。
- 駅の下に、国道11号線、駅の上には、高松道が通っており、線路・駅は直角に交わる体。
- 駅員配置、IruCa窓口あり。
記録画像集
2020年12月1日。所用にかこつけて、訪ねてきました。デジタルカメラでいろいろと撮影しましたので、画像をお分かちします。
9時41分に伏石駅下りホームに到着。1日フリーきっぷ利用にて、駅員氏のチェック後に上り線・高松築港方面ホームに上がりなおします。そこへ9時46分発の高松築港行きが到着しました。意図の見えない縦構図で一枚。
ホーム先端の柵は、通常時施錠の扉を兼ねています。立位撮影は「不可」と言って過たないと思います。なので扉下部の合間より、カメラを線路方向に向けることとなります。
ひとまず駅撮りの下り回送列車。シャッターを切る位置、手前過ぎました感。車両側面には昼以降光が当たればよいのですが。実際の光の当たり具合も確認しておきたいところです。
琴平線下り列車でもう一枚撮影練習。線路周りの機器類を構図内に入れたくないのなら、もう少し望遠で臨んだ方がよさそうです。
上り線・1番ホーム先端付近で振り返って、下り列車(2両編成)を撮影。下り列車はホーム南端部合わせで停車します。
駅周囲の記録もしようと、まずは北口東部の交差点西寄りにて撮影。
まだ土が敷かれた状態ほどの駅前ロータリー。完成が待ち遠しいです。
重機、この時は待機のようですが、鋭意工事中であることに変わりありません。
駅東側の、国道11号交差点からさらに一枚駅方面を撮影。
少々長く感じる横断歩道を渡り終えて駅方向を向き、撮影。のどかな風景の中ではなく、今後ますますの発展を予期させる景色を縫う琴平線伏石駅。
まだ利用できない伏石駅南口。その建物まわりも記録していきます。
小ぶりながら、整備中の南口周辺は、北口のロータリーと雰囲気が似ています。国道11号西行を通るバスなどが、ここへ入っていくのかもしれません。どのように使う場所なのか、開業が楽しみです。
ことでんのロゴと駅名の看板はすでに掲げられている南口。早くここから乗降したいと個人的に思います。
工事中の景色、もう一枚。道路両端になる部分がもう見え始めています。バスの車体も通れそうな幅に見えますが。はてさて。
国道11号南側歩道から、北口のほうを向いて一枚。国道と高速道路を挟んで向こうの北口、ちょっと遠く見えた気がしました。
伏石駅のバス停が完成・開業の折には、至近のバス停の扱いがどうなるのか、気になります。
駅西側、少々歩いた位置にある横断歩道を渡りました。国道11号北側歩道から、駅舎(部分)を一枚。
駅北口西方から、南口を一枚。画像右手に見切れているのは、高速道路の橋脚です。
第一期開業、唯一構内に出入りできる北口。しかし国道11号に面した側、門扉が閉じていました。
北口国道11号側から、バスロータリー予定地を撮影。空がいくぶん広く見えると思いますが、今後駅北東部の開発発展が進めば、もしかすると空が狭くなっていく場所になるかもしれませんね。
国道11号を少々歩いて撮影しました。駅改札に戻る折、下り列車が滑り込むのが見えたので撮影。伏石駅、の文字が無ければ、京浜急行の高架駅と偽ったとて、だまされる方が或いはいらっしゃるやもしれませんね。
北口へ向かう歩行者通路の入口付近に、「太田下町」の文字が見えます。
高架下の自転車置き場。必須の施設ですね。
この記録日のころ、まだ北口の大きな開口部(出入口)は開いていませんでした。歩行者通路に面した自動ドアを入り左(南)を向くと、もう一度扉がありそこから窓口・券売機等のある一階フロアに入ることができます。
画像中央部、ごく小さいですが横方向に、ことちゃん(青)・ことのちゃん(赤)・ことみちゃん(ピンク)の顔が! ことでんのイルカファミリー、ここで見られると思いませんでした。
開業祝い、お花ずらり。この画像右手(西側)には、お手洗いの出入口があります。
画像には入っていませんが、飲料自販機を設置している一階待合。ベンチあり。
一階のエレベータ前。琴平方面行きホームへ上がれます。
こちらも一階エレベータ前。瓦町・高松築港方面行きホームへ上がれます。
東西・エレベータの間に、券売機や投書箱等があります。
ことでんおなじみ、据え付け型の食券機風きっぷ販売機。その右(東)にはIruCa(ことでんのIC乗車カード)取扱い窓口があります。
発車標、一階に設置のものはご覧の通り。雰囲気が京王電鉄の(高井戸駅改札階などで見かけた)ものに似ている……かしら?
ICカードIruCaを近づける(接触させる)入出場の端末は各プラットホーム階段付近にあります。suica等、他社ICカードの多くが利用できますが、IruCa割引制度の対象外です。あしからず……。
駅らしい掲出物、縦書きの駅名板。
北口からの階段・プラットホーム上からホーム先端をのぞんだ構図。柵と扉がお分かりいただけると思います。成人の腰以上の高さには、扉板があるので、「駅先」で「立位」の列車撮影は実質不可というのもお分かりいただけるかと。なお、画面上部「4」の停車目標が吊り下げてあるのも小さく写っています。4両編成の列車はホーム北側にも停車するということです。
プラットホーム上の、階段・エレベータへ通じる開口部上の板も記録。ホームと直角の吊り下げ板は「北口」表記。開口部真上の貼り付けてある板は「出口」表記。この辺、法令や配慮のからみなのか、私は無知なので気にするだけで終了。
災害時の代行輸送バス乗り場案内です。個人的には「活用されない日々が続きますように」と思います。
駅名標は上り下り各一か所あります。上の画像は高松築港行きホームのものです。
プラットホーム上のベンチは、区切り無し横長のもの。
ホーム上の発車標は、瓦町などのものと同型……ですね。駅一階設置のものと違います。視認性やコスト面からこの型を採用したのか、ことちゃんに尋ねたいです。
『工事中につき、北出口をご利用ください。』の貼り紙。南口ができるまで見られるものかな、と思い記録撮影。
工事中の南口には降り(下り)られないように、柵設置中。
工事中で南口が使えない旨、ことちゃんが震えながら「ごめんなさい」と謝っています。いいのよ……ことちゃん……。大丈夫よ……。
ホーム全体の雰囲気をおさめるべく、1番線この時点での南端部より高松築港方をのぞむ一枚を。夜間もきれいな一枚が撮れそうですね。(TwitterのRTで回ってくる画像を見ながら)
ほどなく入線した下り列車もスナップ。
2番線の発車標も記録。ちょうど回送列車が来る表示。
下りホーム先端から、上り列車を追い撮影。この時間はこの構図が、車体にいちばん日光が当たっていますね。
仏生山で入庫する回送だと思いますが、長尾線の車両が来ました。まあ、縦構図で試験撮影。
ホーム上には駅構内のカメラ映像をうつすモニタがあります。これは下りホームのものだったと思います。
平面図もありました。バスロータリーや南口が開業したら、いろいろ付記されて、にぎやかな表示になるのかな。
駅間が長かった、三条~太田間に出来たこの伏石駅。駅名標は上下とも一か所、電照式ではありません。
下りホームで下り列車を撮影。縦構図好きなのかな私……。
下りホームから上り列車の入線を狙ってみました。雰囲気は悪くないとと思いますが、光線状態や撮影方法そのものに難がありますかね。
伏石駅中心、3K343Mの表示。駅の中心で何か叫ぶわけにはいきません。
架線周りも少々アップで一枚。
ホーム先端の撮影場所、密を回避するなら一名様のみ。ならば下がった位置で、と思いテスト撮影したのが上の一枚。「串パンじゃねーか!」……シャッターを切る位置、要調整です。
太田駅方面に下っていく列車を撮り、伏石駅での撮影は終了。おまけに続きます。
おまけパート。三条駅駅名標です。「おおた」から「ふせいし」に表記変更。
「次の電車は伏石を発車しました」行灯。
車内路線図。伏石の表記も新しく。
太田駅駅名標。隣駅の表記、「さんじょう」が「ふせいし」に。
太田駅の行灯も「次の電車は伏石を発車しました」に。
以上、長々と掲載しました、伏石駅の構内と周囲の画像集。ご覧くださりありがとうございます。今回の更新、これにて終了です。「次回お楽しみに!」
(2020-12-01更新)