084 くるり『コトコトことでん』

くるり（バンド）による『コトコトことでん（feat.畳野彩加）』の小情報と個人的雑感です。開封前の方には、重大なネタバレを含みえます。このページを閉じて、ご回避いただきますようお願い申し上げます。

作品について

発売日は2020年12月25日。ことでん（高松琴平電気鉄道）を題材にした表題曲収録のCDです。

初回生産限定盤と、通常盤があります。私は前者を購入しました。ネットショップでおさえておきました。通常盤との差異は、収録曲が2曲多いこと、ステッカー付ということです。なお発売当日には、ことでん瓦町駅やタワーレコード（丸亀町グリーン西館）で販売イベントが行われています。

JANコードは、初回生産限定盤が4988002897643。通常盤が4988002899562。

開封時のジャケット・おもて面

発売当日に入手した、当該作品ジャケットのおもて面です。幅は、実測182ミリメートル。平均的なアルバムジャケットよりも大きめです。イラストは、ことでん琴平線の1080形電車の正面。アイボリーとイエローの上下塗分け、琴電琴平行きの幕として描いてあります。

ジャケット・うら面

2枚目。紙製ジャケット、そのうら面です。ことでん1080形電車の正面ですが、色が京浜急行の赤色に白帯をまとった姿（ことでんで実施の色）として描いてあります。幕は「高松築港」の書き込み。

特製ステッカー3図案

3枚目。封入されていたステッカーの図案、三種です。この作品のキャンペーン・ヘッドマークとしても使用されたものです。「くるり」の「QURULI」ロゴや、ことちゃんファミリーのイラスト、ことでんロゴなど。

ディスク本体

4枚目。肝心のCD本体。黄色（琴平線カラー）と、赤色（京浜急行カラー）で上下半々。シルバーの横方向帯状の部分があります。このディスクを見て、某ポ〇ットモン〇ターのモ〇スターボールに錯覚する私は、にわかゲーマー。

歌詞カードの内側面

5枚目。歌詞カード・アーティストやスタッフリストの内側には、ことでんの路線図が掲載してあります。車内掲出のものではなく、ことでん公式サイトの運賃確認ページで見られる方の路線図です。

「くるり」ならではの音作りで、「ことでん」を表現……というところに、改めて敬意をささげるところであります。どちらも好きなので……。

京浜急行で「かっ飛ばしていた」車両が、ことでんへと譲渡されてから、讃岐平野をのんびりことこと走るようす。これをきわめて忠実に、かつ、お洒落に描く表題曲『コトコトことでん』。もちろん、歌詞もボーカルも至高のバランス。ハーモニーの良さに聴き入りました。

締めくくりの展開がまた、四国らしさもあって良いものです。ぜひお聴きいただけたらと思います。

しかし歌詞中に長尾線が……我が最寄路線の長尾線が……。メインの琴平線と、屋島などを擁する志度線ははっきりした出番があるのに……（楽曲バックの瓦町駅アナウンスが3番・長尾線ホームのものなので、長尾線がまったく無縁ということはありません）。などと軽口をば。

2曲目の『赤い電車（ver.追憶の赤い電車）』。軽快なアレンジが施されています。オリジナル『赤い電車』との差異を大いに楽しむことができます。こちらもお聴きいただけたらと。

・ことでんにも……空港線があれば……というのが今一番の妄想。仏生山から、塩江までを結んでいた廃線（塩江温泉軌道）部分を活用して、現・高松空港まで走っていたら……。元・京急の車両で空港へ行き、空路で羽田へ降り立ち、京急に揺られて東京や横浜へ……。

・スマホの着信音『コトコトことでん』をも、売ってくださいことでんさん。ことちゃんのTwitterアカウントにお願いがてら、たてついてみようかしら。

・スーパーベルズさんも、ことでん楽曲を！

・このページは追記・再編する場合があります。

Instagram掲載のCD画像

相変わらずの調子のコンテンツでした。ここまでご覧くださり、ありがとうございます。次回更新でお会いしましょう。

（2020-12-25更新）

ホーム＞鉄道小ネタ目次＞現在のページ