クレジットカードについて私が知らずにいたことを、思い出す出来事。
二ヶ月ほど前、当家のとある公共料金のプランを変更しました。引き落とし口座は変わりません。ただ、カード会社が引き落としの請求書を送ってくるようになりました。その経緯自体は割愛します。
さてドタバタはここから。
その公共料金引き落とし口座の名義人である家族の者が、「この請求書が来ると言うことは、家族それぞれの今月負担分をまだ受け取っていないと言うこと?」と認識したのです。
そこには、「○○月分ご利用額」と金額の文字が印字されています。今月分の利用額、まあ引き落とし額ですわいね。これを、検針票の類であると誤認したのやもしれません。
クレジットカード、下旬に来る締め日翌月の定められた日に引き落とし、という頭(そうでない支払いの場合もありましょうか)があった私。はじめは、家族の者が何をどう認識したのか、把握できませんでした。
別の公共料金の11月分利用額通知がきて程ない、この日。「その月に来た通知に記された額を合算して、家族頭割りで負担し、口座に入金しておく」という思いがある家族の者は「ああ、このカード引き落としとやらは、これを用いて今月の公共料金の支払い総額を出せば良いのだ」と思ったようなのです(ことばからそう感じました)。
ただ、現実とは異なります。カード引き落としの告知(請求書)には、前月に検針票が発行された料金分を、明けた今月(当月)に引き落としますという由が記載されているのです(書いていて自分でもわからなくなってきた)。
家族の者の話を落ち着いて聴き直すと、「○○月(2018年11月)分とある」とあるのが、わかりにくいという原因でした。
私は説明をこころみます。
・10月の検針票で確認し、即座に頭割りで出した負担額を、この家族の者に支払い済みであること(検針票やメモが残っていたので、家族の者当人と確認)。
・カード請求書に“11月分ご利用額”とあるが、『先月(10月)中に色々使った額を、この請求書発行月(11月)に引き落とします』と読み替えれば、この場合は、まあ、意味が一応通ること(余計な説明だとは思いましたが一応)。
・11月の当該公共料金検針票が、下旬某日に発行されたら、今月中に「11月分の利用料金」を家族の者に納めるので、「12月ご利用額」の請求書到着の約一週間後までのうちに口座入金しておけば、また無事引き落としされること。
カードの締め日や、利用額として算定される期間等、図示すれば良かったのでしょう。ただ、家族の者が請求書を開封したのに立ち会った際は、そこに気づきませんでした。それは私が自らのことば(実際にはできていない論述)に過剰な自信をもっていたからだな! めっちゃ反省しろよな!
まあ、つらつらとわかりづらく且つ偉そうに記しました。そんな私も、クレジットカードを使い始めた(引き落とし専用で使い始めた)頃、「あれ……この利用額何……」と、現在の家族の者と似た認識をしてしまったことがあります。「検針票来てたのに! 口座に入金したのに!」と。
引き落としの流れ、把握できている方からしたら、なんとお粗末な……という印象を、当家に対してお持ちになりましょう。まあ、たまにこういう事例が現実ありますので、クレジットカードの請求書には「○月○日~×月×日ご利用分」等の記載もあると……助かるかな……(現在、私が使っているカード会社の請求書には月日の記載があります)。
まあ、公共料金引き落とし口座の名義人である、当家家族の者には、相当の「借り」があります。その借りを返す意味合いで、二重に支払っちゃえば誤解や誤認をなあなあにできる……という思いが一瞬よぎりました。でもそれは、家族の者を愚弄する極めて悪質な思い且つ行為だと即座に思い直します。
ほんと心の傲慢と気の散漫にあふれている、私なのでした。いろいろごめんなさいなのです。